地元の他土木会社を退職後、今の会社に入社しました。主に公共工事の現場施工管理をしています。CADはほとんど使えませんでしたが、仕事を通じて使えるようになりました。CADによる作図や写真管理といったデスクワークもこなしますが、外に出てのびのび仕事ができるのもこの仕事の魅力です。

私は、女性では珍しい現場管理の仕事をしています。現場で見ること、覚えることがすべて楽しく経験を積むことができました。今でも経験のない工事の種類、工法を目にすると新鮮な気持ちで楽しく取組むことができています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　現場管理以外の職務として、秋田県の建設女性ネットワーク「クローバー」共同代表、能代山本建設業協会女性部「能代山本アテナ」の会長として、働きやすい建設業を構築するとともに世間へアピールし続け、一人でも多くの方が建設業に飛び込んできてくれるよう日々活動しています。

経験ゼロで右も左もわからない状況で入社し、毎日の作業が常に新鮮でした。仕事もまったくわからなかった自分がここまでこれたのは、現場を通じて人、もの、環境に携わってきたからだと思います。自分が手掛けたものが町の一部になることは本当に誇れるし、すごく自慢になります（笑）。一つの工事を全員一丸となって造り上げていき、完成したときのあの感動はいまでも忘れません。建設業は、工事を通じて人、地域に貢献し、感謝される素晴らしい職業だと思っています。